洋燈蔵 : 蔵 書

洋燈蔵:蔵書 No001
    『洋燈考』                大谷勝次郎 著

  『洋燈考』 大谷勝次郎 著  (昭和46年・緑の笛豆本の会刊・限定4/100部,著者用)

本書は、日本の洋燈・石油ランプの歴史、種類などを写真(67図)とともに包括的にまとめられたよく知ることのできる本です。また、文学作品を通して違った視点から石油ランプについても書かれていて当時の生活も垣間見れるものです。(芥川龍之介、森鷗外、泉鏡花、樋口一葉、正岡子規、夏目漱石、川上澄生など) ・版画家 斎藤米次郎のランプ版画4葉掲載                   (限定100部のうちの第4番本で著者用:著者の署名及び生写真が掲載されています)

洋燈蔵:蔵書 No002
    『原色圖説洋燈考ランプ』     安川巌 著

『原色圖説洋燈考ランプ』 安川巌 著(昭和48年・葦書房刊)              本書は、文明開化、明治時代を象徴するものとして、よく語られる洋燈・石油ランプに関する資料が統計的にまとめられています。また、「原色図鑑」は種類・用途別に豪華な装飾のものから素朴な実用的なものまで網羅されたランプ105枚のカラー写真およびその詳細な解説が掲載されています。日本の洋燈・石油ランプの歴史を知るのには大変参考となる本です。  

洋燈蔵:蔵書 No003
    『ランプ』                川上澄生著

『ランプ』 川上澄生 著   (昭和28年・竜星閣刊・限定1000部)

本書は、詩人・版画家の川上澄生(かわかみすみお)の文と木版集です。そして川上澄生といえば文明開化や南蛮風俗に材をとった多彩な木版画であり、たとえばランプであり洋館であり馬車であり山高帽の紳士が描かれています。ランプの時代を彷彿とさせる文面と情緒を感じさせるランプの版画が満載の洋燈・ランプの世界魅了し、引き込まれる本です。       (初版、昭和15年・アオイ書房刊・限定500部)   (昭和52年、東峰書房刊、復刻版500部) 

洋燈蔵:蔵書 No004
    『洋灯 百種百話』       瀧澤 寛 著

『らんぷ 洋灯百種百話』  瀧澤 寛著   (昭和52年・矢来書院刊)

本書は、洋灯(石油ランプ)を題材にしたエッセー集です。見開きをエッセーとらんぷの写真で半々にして構成されています。日本の石油ランプの歴史も含めて、明治・大正期の人々の生活とのかかわりを他にはない様々な観点、切り口から楽しく感じられる書籍です。また、著者はこの本の他にも『百種百話』シリーズを執筆しています。

洋燈蔵  フォトギャラリ-

 

【あかり】

お知らせ及びお詫び

現在、フォトギャラリ-に掲載しております写真は、大門蔵内の仕分作業中のためまだ一部しかアップされておりません。作業が完了したものから順次アップして参りますので、大変に申し訳ございませんが全品掲載まではもう暫くお待ちください。 

詳しくは「善光寺大門蔵

大谷勝治郎氏の手紙
2023/04/23

「洋燈考」の著者大谷勝治郎氏からの手紙が、先日5代目篠原基國の遺品のなかから見つかりました。大谷勝治郎氏が長野オリンピック観戦に長野に来られた際に当店のウィンドウに目を止め突然来店をされました。翌春(1999年4月)ご丁重に下さった御礼のお手紙です。

詳細はこちら
洋燈蔵 蔵書:「洋燈考」

「洋燈考」大谷勝治郎著
大谷勝治郎氏落款

本著「洋燈考」は、洋燈、石油ランプの歴史・種類・体系を知るうえで貴重な一冊です。当HPでも多くのものを引用させていただいてます。

フォトギャラリー更新
2023/02/19

フォトギャラリー 2⃣あかり2-6 石油ランプの部品 

日本橋瀧澤商店 特注ホヤ
らっきょ型・涙型

大門蔵

大門蔵2階の藁俵を解体しましたら大量の日本橋瀧澤商店特注の店名入ホヤが出てきました。

フォトギャラリー
2⃣ あかり
2-6  石油ランプの部品

洋燈蔵
日本の洋燈の構造

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NEWS

abn長野朝日放送「いいね!信州スゴジカラ」12月19日放送【書道のまち長野市篠ノ井の書在地】で当店所蔵の川村驥山扇揮毫「福喜受栄」額と貴重な驥山扇のプライベート8mmが当店元会長夫人のインタビューと供に放映されました。
 

看板&家宝
「川村驥山扇 揮毫」

NEWS

NHK「チコちゃんに叱られる」2月28日放送【石油ランプの秘密】で当店HPの石油ランプの資料が使用されました。