伝統工芸品  戸隠竹細工

長野県内のいたるところに竹林が広がり、各地で竹細工が営まれている信州の中でも、戸隠は江戸時代初期から地元の「根曲り竹」(チシマザサ)を使った竹細工が盛んに行われた地域で、今も数件の専門店があり、伝統工芸品としてさまざまな製品を手づくりしています。                    「根曲り竹」は繊維が細く、粘り強いといわれ、その製品は復元性が強く、素朴感があり美しく堅牢なものです。

戸隠そばの典型である、ボッチ盛り、  円形のざる、薬味の辛味大根

一見単純に見えますが、その編み目に竹細工職人の気概が感じられる精緻なもので、全国各地のそば店からも注文が寄せられるそうです。山奥から竹を伐り出し、細かく割って皮をはぎ、浸し漬けしてやわらかくした後、さらに細く削ってひごのような状態にしたものを編み込んでいくという、実に根気と技術を要する戸隠竹細工ですが、手入れさえ怠らなければ、、使い込んでいくに従い色合いがよくなり(黄色→飴色)、手に馴染じみ長年使用できるものです。​

また、当初は農具用として箕(み:穀物をふるって、殻などをふり分けるための農具)、ざるなどが作られ、次第に皿や篭、バックなどの生活用具に加え、最近は天然素材ならではの素朴な風合いと編み目の美しさが愛されて、ファッション雑貨やインテリア、店舗装飾などにも活用されています。

(参照) 

NPO法人日本伝統文化振興機構及び長野市商工会HP 

長野商工会議所HP

大谷勝治郎氏の手紙
2023/04/23

「洋燈考」の著者大谷勝治郎氏からの手紙が、先日5代目篠原基國の遺品のなかから見つかりました。大谷勝治郎氏が長野オリンピック観戦に長野に来られた際に当店のウィンドウに目を止め突然来店をされました。翌春(1999年4月)ご丁重に下さった御礼のお手紙です。

詳細はこちら
洋燈蔵 蔵書:「洋燈考」

「洋燈考」大谷勝治郎著
大谷勝治郎氏落款

本著「洋燈考」は、洋燈、石油ランプの歴史・種類・体系を知るうえで貴重な一冊です。当HPでも多くのものを引用させていただいてます。

フォトギャラリー更新
2023/02/19

フォトギャラリー 2⃣あかり2-6 石油ランプの部品 

日本橋瀧澤商店 特注ホヤ
らっきょ型・涙型

大門蔵

大門蔵2階の藁俵を解体しましたら大量の日本橋瀧澤商店特注の店名入ホヤが出てきました。

フォトギャラリー
2⃣ あかり
2-6  石油ランプの部品

洋燈蔵
日本の洋燈の構造

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abn長野朝日放送「いいね!信州スゴジカラ」12月19日放送【書道のまち長野市篠ノ井の書在地】で当店所蔵の川村驥山扇揮毫「福喜受栄」額と貴重な驥山扇のプライベート8mmが当店元会長夫人のインタビューと供に放映されました。
 

看板&家宝
「川村驥山扇 揮毫」

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NHK「チコちゃんに叱られる」2月28日放送【石油ランプの秘密】で当店HPの石油ランプの資料が使用されました。