氷コップは明治・大正の時代を華やかに彩ったガラス器である。その魅力は多様な技法を持ちいた「透かし文」「乳白ぼかし」などの文様装飾にある。氷コップはかき氷(氷水)に用いられたものであるがフル-ツ・アイスクリ-ム・みつ豆などを盛る洒落たうつわとしても使われた。大正モダニズムの薫りがガラス生地の中に潜んでいるから氷コップは美しい。光の中で万華鏡のように浮かぶ氷コップは世代を超えて様々な思いを呼び起こしてくれる。アイスクリ-ムコップはランプでいえば豆ランプ。少量でも高価な食物を盛るための上げ底が目につく。大正4年(1915年)の佐々木硝子のカタログでは「アイス手付」「アイス台付」とある。
ガラス彩話①氷コップのル-ツ
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現在、フォトギャラリ-に掲載しております写真は、大門蔵内の仕分作業中のためまだ一部しかアップされておりません。作業が完了したものから順次アップして参りますので、大変に申し訳ございませんが全品掲載まではもう暫くお待ちください。
詳しくは「善光寺大門蔵
*氷コップ」は全てではありませんので大門蔵の在庫整理状況により今後もさらに追加掲載をアップしていきます。
「洋燈考」の著者大谷勝治郎氏からの手紙が、先日5代目篠原基國の遺品のなかから見つかりました。大谷勝治郎氏が長野オリンピック観戦に長野に来られた際に当店のウィンドウに目を止め突然来店をされました。翌春(1999年4月)ご丁重に下さった御礼のお手紙です。
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洋燈蔵 蔵書:「洋燈考」
本著「洋燈考」は、洋燈、石油ランプの歴史・種類・体系を知るうえで貴重な一冊です。当HPでも多くのものを引用させていただいてます。
abn長野朝日放送「いいね!信州スゴジカラ」12月19日放送【書道のまち長野市篠ノ井の書在地】で当店所蔵の川村驥山扇揮毫「福喜受栄」額と貴重な驥山扇のプライベート8mmが当店元会長夫人のインタビューと供に放映されました。
看板&家宝
「川村驥山扇 揮毫」