「日本のガラス」 その見方・楽しみ方 (平成13年 里文出版刊)
いつの日か江戸時代のガラスの小さな美術館をつくってみようと思ったのは昭和41年のことである。・・・・・・・・・・・・・・・・
小さな美術館と言っても果たして江戸時代のガラスだけを展示しても人が来てくれるだろうか。そう思うと、どうも江戸時代のガラスは、薩摩切子を例外として人を引きつける魅力といったものがあまりにも専門的すぎるのでにないかと気がついた。それで明治・大正から昭和戦前までのガラスのほか和本・錦絵など史料価値の含まれるものをあつめることにした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは美術館の目的とは何なのだろうか?それは蒐集・管理・研究・展示ということになると思うのだが、一番厄介なのは展示と言うことになる。もともと飾り付けるよりもしまい込むことが性に合っているので飾り付けが苦手である。それにましても赤字の美術館をつくりたくない思いが強い。したがってとうにガラスの美術館をつくることなどあきらめている。つまりいげんざいのところ空想の美術館ということになり、いつの日にかインターネットを美術館でもと考えていたが、今回、里文出版から「薩摩ガラス」を補足する総合的な日本のガラスの本を出すようすすめられた。・・・・・・・・・・・・・・・・
あとがき 平成13年9月 戸澤道夫
【参考文献】 「日本のガラス」 里文出版
カラ-図鑑 ガラスを楽しむ
宙吹きガラス 型吹きガラス 切子 薩摩ガラスとは何か 古渡りガラスが伝えるもの プレスガラスガラス 絵生活を楽しむ
解説 日本のガラスの歴史と楽しみ方
日本人とガラス ガラス小史 ガラスの種類と特徴 ガラス蒐集の楽しみ
ガラス用語
ガラスの鑑賞できる美術館&博物館
鑑賞できる美術館&博物館
江戸~明治
明治~昭和
大正~昭和
プレスガラス
Pressed Glass Vessels
生活を楽しむ品々
和ガラス フォトギャラリー
現在、フォトギャラリ-に掲載しております写真は、大門蔵内の仕分作業中のためまだ一部しかアップされておりません。作業が完了したものから順次アップして参りますので、大変に申し訳ございませんが全品掲載まではもう暫くお待ちください。
詳しくは「善光寺大門蔵
「洋燈考」の著者大谷勝治郎氏からの手紙が、先日5代目篠原基國の遺品のなかから見つかりました。大谷勝治郎氏が長野オリンピック観戦に長野に来られた際に当店のウィンドウに目を止め突然来店をされました。翌春(1999年4月)ご丁重に下さった御礼のお手紙です。
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洋燈蔵 蔵書:「洋燈考」
本著「洋燈考」は、洋燈、石油ランプの歴史・種類・体系を知るうえで貴重な一冊です。当HPでも多くのものを引用させていただいてます。
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看板&家宝
「川村驥山扇 揮毫」